Google ドライブの共有ドライブの容量に制限はあるのか
他のストレージサービス同様、 Google ドライブでは保存容量に制限があります。無限にファイルを保存することはできないため、 Google ドライブで無料枠以上の容量のファイルを保存したい場合は、有料の Google ドライブを契約する必要があります。
ちなみに Google Workspace のBusiness Standard以上を契約すると、共有ドライブという機能が利用することができるようになりますが、こちらについても容量制限が存在するのでしょうか。今回は共有ドライブの容量制限について解説します。
Google ドライブの容量制限
Google ドライブはプランによって、保存できる容量が変わります。料金は月払い、もしくは年払いとなり、プランが上位になるほど、保存容量は比例して大きくなります。ただし、 Google Workspace のEnterprise エディションついては、無制限まで保存容量を拡張することができるようです。
プラン | 容量 | 価格 |
---|---|---|
無料の Google ドライブ | 15GB | 無料 |
Google One | 最大2TB | 最大¥13000/年/ユーザー |
Google Workspace Business Starter | 30GB/ユーザー | ¥680/月/ユーザー |
Google Workspace Business Standard | 2TB×契約ユーザー数 | ¥1,360/月/ユーザー |
Google Workspace Business Plus | 5TB×契約ユーザー数 | ¥2,040/月/ユーザー |
Google Workspace Enterprise | 無制限まで拡張可能 | ¥2,260~¥3,400/月/ユーザー |

共有ドライブに容量制限はあるのか
Google Workspace のBusiness Standard以上で共有ドライブを利用する場合どのような制限があるのでしょうか。結論から言うと、共有ドライブ自体には容量の制限はありません。制限はないと言っても、共有ドライブ単体での制限はないと言う意味です。
以下の通り、共有ドライブには「ファイル・フォルダ数」や「ネスト可能なフォルダ数」に制限がありますが、容量については明確な制限が存在しません。
主な制限項目 | 制限値 |
---|---|
ファイル・フォルダ数の制限 | 400,000 |
フォルダのネスト数 | 20 |
アップロード数/日 | 750GB/日/組織 |
しかし、容量制限がないということでは決してありません。ズバリ契約する Google ドライブの保存容量に依存します。
例えば、Google Workspace のBusiness Standardエディションを10アカウント契約する場合、Google ドライブの保存容量の総量は20TB(2TB×10ユーザー)となり、共有ドライブはその総量の範囲の中でファイルを保存することができます。
まとめ
- Google ドライブには容量制限が存在する
- 契約プランや契約数によって、保存容量を増やすことができる
- 共有ドライブにはファイル数の制限はあるが、容量については個別に制限はない
- Google Workspace で保存可能な容量の範囲の中で、共有ドライブにファイルを保管することができる
