Google Workspace Individualエディションとは何か

先日、 Google Workspace Individual エディションのストレージ容量が15GBから1TBに拡張することが発表されました。既に契約中のユーザーについては自動的にアップグレードされるとのことです。契約中のユーザーはめちゃくちゃテンションが上がったのではないでしょうか(笑)

ところで、このニュースを知って、初めて個人向け Google Workspace の存在を知った人も多いのではないでしょうか。 Google Workspace Individual とはどのようなエディションなのでしょうか。

Individual は小規模ビジネスオーナー向けのエディション

Google Workspace Individual は、小規模ビジネスを展開する個人ユーザー向けのエディションです。このエディションは、gmail.comやyahoo.co.jpのような個人アカウントを利用して事業を展開する個人事業者や個人起業家をターゲットにしたエディションですが、プライベート用途での利用も問題ありません。

Google Workspace エディション用途想定ユーザー数
Individual個人向け
(小規模ビジネス向け)
少人数
Business Starterビジネス向け~300人
Business Standardビジネス向け~300人
Business Plusビジネス向け~300人
Enterpriseビジネス向け上限なし

Individualのストレージ容量が15GBから1TBに拡張

前述した通り、 Google Workspace Individualエディションのストレージ容量が15GBから1TBに拡張されました。おそらく、ビジネス向けエディションのBusiness Starterとの価格バランスを取るために、ストレージ容量を変更したと思われます。Business Starterの方が価格が安いのに、ストレージ容量が多いのは確かに違和感がありました。

無料のGoogleアカウントGoogle Workspace IndividualGoogle Workspace Business Starter
価格無料¥1,130/ユーザー/月¥680/ユーザー/月
ストレージ容量15GB15GB → 1TB30GB

Individualの価格

月額価格 ¥1,130 となっています。これまでは「少し高いな」と考えていたのですが、ストレージ容量が1TBになった今、相当費用対効果の高いサービスになっているのではないでしょうか。

Individualの機能

Individualエディションの機能一覧は以下の通りです。

無料のGoogleアカウントGoogle Workspace IndividualGoogle Workspace Business Starter
ストレージ容量15GB1TB30GB
Meet会議時間60分無制限無制限
録画
ノイズキャンセル
スマートフォンで会議参加
カレンダー予約スケジュールの作成
リマインダー メールの送信
Gmailレイアウトをカスタマイズして独自ブランドのメールを作成
マルチ送信を使用してメール マーケティングを行う

まとめ

  • Individualエディションは小規模ビジネスオーナー向けのエディション
  • ストレージ容量が15GBから1TBに拡張
  • ユーザー単位の月額価格は¥1,130
  • IndividualエディションではBusiness Starterエディションよりも高度な機能が利用できる

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